心晴日和 #30 ~yume Part1~
アシスタントの心晴(こはる)です︎☺︎
宮城県在住17歳
今は美容業界のトップに立ちたいという夢に向かって、美容学校通信課に在籍しながら
ここ、TOP HATで勉強中!
こんな私は、二年前まで「不登校」「引きこもり」だったんです。
このブログはそんな私の夢実現までを描いていく、まだまだ完結しないノンフィクションです。(๑•̀ •́)و✧
はじめましての方は下記のURLから私がブログを書くことになった経緯を知っていただけると
もっと楽しく見ていただけるかと思います!
https://top-hat.jp/2020/04/21/心晴日和%e3%80%80%ef%bc%831%e3%80%80はじめまして/
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小さなころの夢は警察官だった。
2008年、岩手・宮城内陸地震で祖父達家族が住む地域が被害にあった。
崖崩れがひどく、家に住むことが危険になり、祖父達は避難所生活を送ることになった。
それは私がまだ5歳の時。
祖父達に会いに、仙台から避難所へ向かう。
私は祖父達がなぜここにいるのかも、なぜお家に行けないのかもあまりよくわかっていなかった。
避難所の中をぐるぐると回り、走り回って遊んでいた時、私の前に立っていたのは、
髪が長くてかっこいい、女性の警察官だった。
走り回ったら危険だよと声をかけられた。
それがきっかけで、婦警さんに、遊んでもらうようになった。
避難所でどのくらい一緒に過ごしたかは、もう記憶にないけれど、
その婦警さんに、たくさん遊んでもらったのを覚えている。
一緒に避難所にいる人に食べ物を配って歩いたり、
雨の日にはてるてる坊主を作って、展示したり。
紙芝居も読んでもらった。
大人になって、避難所にいることの大変さを知ったけれど、
そんな大変な時に、たくさん遊んでくれた、婦警さんがどれだけ素敵な方だったのか、痛感している。
祖父達が仮設住宅に移る頃には、婦警さんとはもう会える機会がなくなってしまった。
仙台に帰った私に、祖父から、
婦警さんから預かりものをしたから、時間があるとき取りにおいでと言われた。
早速、週末に祖父達がいる仮設住宅へ向かう。
おじいちゃんから手渡されたのは、2冊の絵本だった。
“娘に読んでいた絵本を心晴ちゃんにも読んでほしいからプレゼントします。
たくさん遊んでくれてありがとう。”
と、お手紙に書いてあった。
そのころの私には、まだ文字が多くて、ちょっぴり難しかった。
その絵本が簡単に読めるようになって、この絵本は私にとって宝物になった。
今はどこでお勤めされているか分からないけれど、私はこんな素敵な、
婦警さんに出会えて、初めて、夢を持った。
こんな素敵な警察官になりたいなって思った。
初めて抱いた私の夢は“警察官”
続く。
夢実現まであと1011日
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「心晴日和」というタイトルで講演活動も行っています。
不登校という大きな壁を乗り越えた先にはどんな世界が待っているのか
私の経験をもとに、お話しさせていただいております。
※新型コロナウイルスの影響により、現在は講演依頼を受け付けておりません。
再開が決まり次第こちらでお知らせいたします。
《講演実績》
2019年3月22日
仙台宮城野倫理法人会
モーニングセミナー (講演デビュー)
5月19日
香葉村真由美先生とコラボ講演
東京銀座テラス
6月30日
格闘塾VS心晴日和
格闘塾どやさんコラボ講演
7月
山形蔵王倫理法人会
モーニングセミナー
2019年9月
TOPHAT店内にて単独講演
12月
東京お茶の水にて
作家喜多川泰さんとのコラボ講演