心晴日和 #26 ~不登校Part17~
アシスタントの心晴(こはる)です︎☺︎
宮城県在住17歳
今は美容業界のトップに立ちたいという夢に向かって、美容学校通信課に在籍しながら
ここ、TOP HATで勉強中!
こんな私は、二年前まで「不登校」「引きこもり」だったんです。
このブログはそんな私の夢実現までを描いていく、まだまだ完結しないノンフィクションです。(๑•̀ •́)و✧
はじめましての方は下記のURLから私がブログを書くことになった経緯を知っていただけると
もっと楽しく見ていただけるかと思います!
https://top-hat.jp/2020/04/21/心晴日和%e3%80%80%ef%bc%831%e3%80%80はじめまして/
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私の不登校について書いております。
長くはなりますが、初めて見てくださる方は、是非下記URLからPart1をご覧ください。
https://top-hat.jp/2020/05/21/心晴日和%E3%80%80%EF%BC%83%EF%BC%91%EF%BC%90%E3%80%80不登校%E3%80%80part1/
私はいつも、家に帰ってくる母を見て不思議に思っていたことがある。
仕事が終わり、帰ってくると、「疲れた~」と言いながら部屋に入ってくる。
でも、夕ご飯になると必ず私に、今日はこんなことがあったよと話してくれた。
いつも話してくれるのは、一日の中であった、面白い出来事。
その中で話すほとんどが、仕事の話だった。
私は不思議で仕方なった。
疲れたと言いながら帰ってくるのに、とても楽しそうに話している。
けれど、その理由は、私が介護施設に行って、よくわかった。
以前書いた通り、私は、初めて介護施設へ行った日、苦しくて泣きながら家に帰った。
けれど、何度も行くうちに、母が楽しそうに働いている理由がよく分かった。
人と話すのが慣れてきたころ、母の近くにいたおじいさんに声をかけた。
おじいさんは認知症だった。
私と同じ名前の小さなお孫さんが、関東の方に暮らしているらしい。
おじいさんと会話をしていると、何度も同じ質問を繰り返す。
この時の私は、次会うときには私のことなんて忘れてしまうんだろうな。と少し寂しかった。
けれど、また遊びに行ったとき、おじいさんに声をかけると、心晴ちゃん?と言った。
なぜかおじいさんの記憶に残っていたみたいだ。
お孫さんと重ねてくれたのだろうか。
私を覚えていなくても、おじいさんが喜んでくれることがうれしかった。
介護施設に行き初めて数か月たった頃、私は母を真似るようになった。
声のトーンを合わせたり、ハイテンションで話したり、訛って話してみたり。
正直、訛りがあっているのか、私にはよくわからなかったけど、なんとなく合わせて話してみた。
そのおかげなのか、おじいちゃんおばあちゃんとの距離も、少し縮まった気がする。
ほんの少しのことで、覚えてもらえたり、笑顔になってもらえたり、私はそれがうれしかった。
母が帰ってきて見せた、私には不思議な感情が、今ではとてもわかる気がする。
私がこの介護施設で学んだこと。
それは、働くことの楽しさや、思いやりの気持ち。そして人の温かさ。
不登校時代の大半を過ごした私の大好きな大切な場所。
そして母との大切な時間。
続く。
夢実現まであと1032日
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「心晴日和」というタイトルで講演活動も行っています。
不登校という大きな壁を乗り越えた先にはどんな世界が待っているのか
私の経験をもとに、お話しさせていただいております。
※新型コロナウイルスの影響により、現在は講演依頼を受け付けておりません。
再開が決まり次第こちらでお知らせいたします。
《講演実績》
2019年3月22日
仙台宮城野倫理法人会
モーニングセミナー (講演デビュー)
5月19日
香葉村真由美先生とコラボ講演
東京銀座テラス
6月30日
格闘塾VS心晴日和
格闘塾どやさんコラボ講演
7月
山形蔵王倫理法人会
モーニングセミナー
2019年9月
TOPHAT店内にて単独講演
12月
東京お茶の水にて
作家喜多川泰さんとのコラボ講演